ワイヤレスアンプ
EarStudio_0

■更新履歴

■2019/1/2 ファームウエアUpdate!
Version 2.0.2 (Jan. 2, 2019)
- Changed the press time of power on button to 2 seconds
- Fixed occasional 3.5mm jack detection error
アプリケーションも一部変更がありました。
イコライザ設定の画面のUIが変更に。
TONE VOLUMEの設定画面が廃止になり、マイクおよびLEDの設定画面と一緒になりました。
■2018/11/08 ファームウエアUpdate!
Version 2.0.1 (Nov. 8, 2018)
- Bluetooth 5.0 support
  This new firmware based on Bluetooth 5.0 would provide more secure and stable operations though it is nothing to do with sound quality.
- EQ filter precision enhancement; double precision
- Fixed an occasional freezing issue when changing EQ filter presets
- 2.5mm 1x voltage mode output volume level adjustment
  3.5mm 1x, 2x current mode and the 2.5mm 1x voltage mode now provide the same output level at a give analog volume.
- Minor bug fixes
Warning
From the firmware v2.0 or later, ES100 supports Bluetooth 5.0 specification. Firmware update with the latest version v2.0 or later is available, but please note that reverting back to v1.4.2 or before  is not possible. Once you have it updated with v2.0 or later, DO NOT revert the firmware back to v1.4.2. The device will be bricked.
ということで、Bluetooth5.0に対応したようです。
音質に変化はないとのことですが、接続の安定性等が増したのかと思われます。
■2018/9/13 ファームウエアUpdate!
Latest Version 1.4.1 (Sep. 13, 2018) - it works with App v1.8.0 or over
- Fixed aptX HD stuttering issue in v1.4.0
- Fixed occasional multi-point pairing failure issue
- Optional 2nd device reconnection
- Added USB DAC 44.1KHz support
- Added USB DAC 24-bit support (macOS only)
- Added max. volume limit option
- Added EQ headroom option
- HFP option (for old Android devices)
- Minor bug fix on voice call volume control
- Better antenna sharing with Wi-Fi
USB DAC 24-bitサポートはうれしい!できればmacOS以外でも対応してほしいです。

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24bitハイレゾオーディオBluetoothレシーバー EarStudio ES100が届きましたのでレビューを行いたいと思います。

■基本性能

DACAsahi Kasei AK4375a x 2
入力Bluetooth A2DP or USB DAC
USB DACUSB Audio Class1.0
(Up to 48kHz/16bit)
出力3.5mm(Unbalanced)
2.5mm(Balanced/4-pin)
出力レベル3.2Vpp(Unbalanced)
6.4Vpp(Blanced)
出力インピーダンス1Ω(Unbalanced/Blanced)
SNR109dB(Unbalanced)
110dB(Blanced)
伝送帯域
Bluetoothバージョン4.2
プロファイルHFP
HSP
A2DP
AVRCP
対応コーデックaptX
aptX HD
LDAC
AAC
SBC
最大通信距離見通し約10m
バッテリー容量350mAh リチウムポリマー
連続再生時間約14時間
本体サイズ30mm x 53mm x 15mm
重量約20g
値段15,000円前後

■開封レビュー

クラウドファンディングで申し込んでいたのですが、ついに届いたので早速開封したいと思います。
EarStudio_1
ものすごく小さい箱に驚きました。
最低限の梱包といったところでしょうか。
EarStudio_2
開けてみるとこんな感じ。
EarStudio_3
本体にUSBケーブル、クイックスタートガイドのみと非常にシンプルですね。
早速使ってみたいと思います。

■気になる音質

専門家ではないため難しいことは言えませんが、ワイヤレスと思えないほどクリアに聞こえます。
また他のワイヤレスアダプタと比べて音量の調整が細かくかつ、大音量で再生出来ます。

これまで別のアダプタを利用していましたが、音量が小さく本体側の音量を上げて使用していました。

EarStudio ES100では本体、アダプタともに50%程度でも十分な音量で再生されており、非常にパワーがあるように感じます。

■コーデック

aptX、aptX HDに対応しているため、新しいAndroidでは高音質で再生できます。
AACにも対応しているためiPhoneをでも高音質で再生できます。

※Ver1.3.0でLDACに対応
Xperiaやウォークマンと高品質なデータ転送ができるようになりました!

主要なコーデックすべてに対応したことになり、まったく隙がありませんね!

■連続再生時間

実際に使ってみると私の環境では1時間で6~7%減っていました。
14時間はどうやら正しそうです。
このサイズ、重さで14時間は素晴らしいと思います。

■専用アプリが便利

専用アプリでいろいろな設定の変更が行えます。
※Ver1.3.2で日本語化されたので、より分かりやすく!

※※※ここからはアプリの説明※※※

■HOME
残バッテリーの確認や、ボリュームの確認・変更が出来ます。
※2018/05/27 いつの間にかアプリがUpdateされてました。
 右上に電源OFFボタンが追加! ここに追加されたのはすごく便利!!
earstudio_app_47
なにげにInputとOutputのコーデックやサンプリングレートが分かるのは便利です。

■HOME>画面右上Bluetoothマーク>BLUETOOTH PAIRING
※Ver1.4.1で追加。2台ペアリングできるようになったようです。
earstudio_app_49

■HOME>InputのBluetoothマーク>BLUETOOTH A2DP
この画面ではコーデック設定とHD JITTER CLEANERの設定が行えます。
※Ver1.2.1でBuffer Lengthの設定を行えるようになりました!
※Ver1.3.0でなんとLDAC対応!
※Ver1.4.1でUSB DAC設定とHFP設定が追加されました。
earstudio_app_48

■HOME>バッテリー残量>USB POWER POTION
この画面ではPOWER MODEを選択できます。
※Ver1.3.0でバッテリーケアモード追加!
チェックをすると80~90%に充電を抑えることでバッテリーを保護するようになります。
earstudio_app_32
USB DACとして使用する際に充電するか否かが選択できます。
スマホと接続する場合はSelf-Power Modeを選択すると良いようですね。
※Ver1.2.0でUSB充電器接続の自動電源オフ(オプション)が追加
 充電時に毎回自分で電源を切っていたのでこのオプションは助かります。

■HOME>Outputマーク>AUDIO OUTPUT MODE
この画面ではイヤホン出力時の設定が出来ます。
earstudio_app_33
3.2mmか2.5mmか選択できます。
また、Normal ModeとHigh Perfomance Modeが選択でき、出力時のインピーダンスを1Ω→0.5Ωに変更できるようです。

■HOME>ANALOG VOLUMEの設定ボタン>DEVICE VOLUME CONTROL
※Ver1.3.1で追加!
左右の音量を調整できるようになりました。
※Ver1.3.2でOUTPUT LEVEL ESTIMATION設定が追加されました!
※Ver1.4.1でMAX VOLUME LIMITの設定が追加
earstudio_app_50

■HOME>SOURCE VOLUMEの?マーク>ヘルプ画面
ヘルプ画面も日本語化されました。
earstudio_app_35

■下メニュー>EQUALIZER
便利なイコライザー設定画面
※Ver1.4.1 で設定ボタンが追加
earstudio_app_54
これが最も便利だなと思っています。
これまでは再生する端末・アプリ毎にイコライザー設定を行っていました。
しかし、EarStudioを通すことで何から再生しても同じイコライザー設定を使えるため設定の手間がありません!

■下メニュー>EQUALIZER>設定ボタン>EQ CONTROL
※Ver1.4.1で追加
EQ PROCESSING HEADROOM設定が追加されました。
earstudio_app_55

■下メニュー>EQUALIZER>左上メニュー>EQUALIZER
ここでイコライザを選択できます。
earstudio_app_56


■下メニュー>SOUND CONTROL
サウンドコントロール設定画面
earstudio_app_37

・DCT
RADSONEの特許技術でノイズを削減し、ジッターを除去するらしいです。
使ってみましたが、私にはよく分かりませんでした。
earstudio_app_38

・CROSSFEED ※Ver1.2.0で追加
クロスフィード機能は左右分離が極端なものを前方に定位させて頭内定位を気にならないようにする機能。
最近はスマホの再生アプリでも同様の機能が備わっているものもあります。
earstudio_app_39

・DAC DIGITAL FILTER
earstudio_app_40
好みに合わせた音質を選択できるようです。
私は一番上か、下から2番目が好み。
上は中音域の厚みが増していてパワフルになっていました。
下から2番目は低音が厚くなっていい感じ。
どちらにするか悩みます。

・DAC OVER SAMPLING RATE
2倍、4倍を選択できるんですね。
HOME画面のOutput欄を見るとどのレートになっているか確認ができます。
earstudio_app_41

■下メニュー>AMBIENT SOUND
外音取り込み機能です。
earstudio_app_42
音楽を聴きながらマイクで取り込んだ外の音が聞こえるようになります。
電車の中で急にアナウンスが鳴った時なんかに便利?

■左上メニュー
左上のマークを押すとメニューが表示されます。
earstudio_app_57


■左上メニュー>MISC CONTROL
earstudio_app_58
・マイクのVOLUMEを変更できます。
・操作音の音量を設定できます。
 電源を入れた時や、Bluetooth接続を行ったときに再生される音の音量も変更されます。
・LED OPTION
 本体のLED設定を変更できるようになりました。
 本体のカラーに合わせて白LEDに変えるのも良いかもしれません。
・FACTORY RESET
 初期化ボタン

■左上メニュー>WARNING
earstudio_app_46

値段も手ごろ(15000円前後)で非常に高機能。
今のところ定期的にファームウエアのアップデートも行われていますので、非常にお勧めです!!

↓関連サイト

RADSONE 24bitデュアルDAC搭載aptX HD対応フルバランスワイヤレスアンプ【EarStudio】取り扱いの開始のお知らせ | 株式会社フリーウェイ
Radsone | EarStudio

記事執筆時点ではAmazonのほうが安いですね。

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感想(1件)


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