4月となると新入社員の方へのアドバイス的な記事が沢山でていると思います。
少し前までは面白くなくても3年は続けないと何も分からないとか、次の就職先が無いなんて言われてましたよね。

仕事を早く覚えるために~をしろとか、飲み会には積極的に顔を出して覚えられろとかw
私も新人の頃は必死にやっていましたが、途中何か違うなと思い2年そこそこで転職しました。

しかし、今時はちょっと違うようです。
最近のトレンドは、会社や上司がおかしいと思ったらすぐに辞めたほうが良いとか、新人のうちから副業について考えた方がよいとか。

いったいなにが本当なのでしょうか?
現場で新人を見ていて気づいたことをまとめてみたいと思います。

■10年前とは新人も先輩も違う
10年前の新人はまだ就職難の時代だったため、簡単にはやめられないぞという気持ちが強かったですよね。
そのため、早く仕事を覚えて一人前になろうと必死だったように思います。

先輩たちもパワハラやセクハラという言葉が定着していなかったためか、非常に自由であった反面、後輩たちの面倒をある意味よく見ていた気がします。

先輩たちからのみの誘いも多く大変でしたが、結構奢ってもらえましたよね。


最近は正反対で、入社した会社が気に入らなければすぐに辞めても次の就職先があるような状態。
そのため、先輩方は何とか辞めさせないようにやさしく丁寧に仕事を教え、無理に飲み会などに誘うこともなくある意味疎遠になったように感じます。

新人たちも出世には興味なく、さっさと帰って自分の時間を大切にしたい人が増えましたよね。

おじさん世代と現在の新人たちの間では価値観が異なるのです。
そんな現代の新人に必要なこととは何でしょうか?

■私が思う新人に必要なこと
・会社や上司が本当に合わなかったらさっさと転職を考えるのは正解。ただし初めから冷めた態度で仕事をしているように見せてはいけない。
→おじさん世代の人たちも頭では最近の新人の考え方を理解しています。
しかし納得は出来ていないため、昔ながらの一生懸命に見える新人を可愛がってしまいます。
あまりにドライに仕事をしていると厄介ないことに目を付けられる可能性があります。
ほどほどに愛想よくしておくことも必要です。

・スキルや経験を積みつつ自分が本当にやりたいことを探す
→就職先で携わった仕事が本当にやりたいことであれば続ければ良いですが、そうでないことが多いのも現実ですよね。
自分が本当にやりたいことは何かを探したり、その事について勉強したり、試したりという時間を作ることが重要です。
仕事中は定時で帰るための努力を行い、空いた時間で会社ではできない色々な経験を重ねることが重要でしょう。

・会社の利益を追求するのではなく、自分自身の価値を高める仕事をしよう。
→会社の利益を上げて年収を上げるような努力はいつまでたっても使われるだけのサラリーマンで終わってしまいます。
現在の働き方にあ合わないでしょう。
これからの時代は自分の価値を高める努力が必要になります。
それが出来れば結果的にお金が集まってくることは現在成功している人達を見ていればよく分かることです。

まずは自分が楽しく続けられる価値ある事を見つけることが重要です。